ブロッケン内田で連覇だ/フェブラリーS
<高橋悟史の3連単儲け話:フェブラリーS>
サクセスブロッケンの連覇に期待する。過去の歴史を振り返ると連覇した馬はいないこのレース。だが昨年勝ったのが発展途上だったことを考慮すれば、今年は数段ランクアップしている。連覇も決して不可能ではない。
馬体重は大きく変わらないが、レースを使いつつ良くなるタイプだ。南部杯で完敗、武蔵野Sで10着と大敗した時は、闘争心が戻ってこないのかと心配した。ジャパンCダートでは4着も、エスポワールシチーをつかまえに行ってのもの。復調のきっかけはつかんでいた。ちょうどフェブラリーSでは良くなりそうだと思った矢先の東京大賞典では、ヴァーミリアンとの鼻差の勝負を制した。大賞典の後、藤原英師は「ウチの厩舎は休み明けでもきっちり仕上げるが、ブロッケンだけは使って行ったほうがいいタイプやな」と言っていた。実戦をこなすごとに、レースへ向けての気持ちが乗ってきた。
今回はベストの条件の東京マイル。内田騎手はケガからの復帰初戦だ。つかまっていれば勝てる…ってほど甘くはないが、それくらい仕上がりはパーフェクトだ。今週の坂路では4ハロン51秒8。追い切りは坂路でもそれ以外の日には角馬場、ウッドコース、時にはポリトラック、坂路と長めの距離を乗り込んでいる。馬体の張りを見ても万全の仕上がりが分かる。
パドックや返し馬ではうるさい面を見せるが、それは気持ちが乗っているから。気性面で確実に成長していることは、前走で証明している。3コーナー手前で外からかぶせられ、4コーナー手前まで厳しい位置だった。それでもなえることなく、直線伸びてヴァーミリアンを封じた。気性面で成長しているからこそ、トレセンでも長い距離を乗り込むことができる。
去年の同時期は、成長している段階。だが今年は完成の域に近づいている。脚元の不安がなくなったわけではないが、少なくなっている。芝からの新興勢力もおり、好メンバーがそろった。成長しているサクセスブロッケンの連覇に期待したい。
[2010年2月21日7時59分 紙面から]
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