ダイバクフ来る、良で鋭脚発揮/中山10R
<山本幸史のヤマを張れ:下総S>
天気が心配される中山だが、どうやら雨量自体はそれほど多くなさそうだ。昨日の中山ダートは良馬場で行われていた。道悪にはならないとみてダイバクフの突き抜けに期待する。
人気薄で1000万を勝ち上がったが、当時は状態の良さに加え、良馬場での走破時計には裏付けがあった。そして、昇級初戦だった招福Sもハンデ戦とはいえ3着。使った末脚はメンバー唯一の37秒台と、このクラスでも十分通用することを示している。今回のメンバーと時計を比較すると、良馬場の持ち時計1分51秒4はフォーティファイドを抑えてメンバー最速。しかもハンデは55キロ。好勝負になって不思議はない。
10着だった前走の敗因は馬場に尽きる。伊藤伸師も「乾いた馬場じゃないとダメだね」と苦笑い。軽い馬場は先行馬に有利。バクフはエンジンのかかりが遅く、道中はどうしても後方に置かれてしまう。展開面に加え、パワータイプのバクフは軽いダートでは力を出し切れないのだ。一方、良馬場で自分のリズムで走った時はめっぽう強い。今年に入っての3戦で使った上がりはすべて37秒台。昨年暮れから砂厚が9センチに厚くなり、力のいる馬場でより活躍の場を広げた。
フランコフォニー、ウィッシュビーワン、ゴービハインドと行きたい馬がそろいハイペースが濃厚で展開は差し馬に向く。最後はハンデ差を味方に追い比べに勝つ。馬単(2) =(5)、(2)=(15)、(2)(3)、(2)(6)、(2)(7)、(2)(10)、(2)(11) 。
◆中山11RスプリングS サンディエゴシチーを見直す。東スポ杯は初の左回りと向正面から一気に先頭に立ち先に脚を使った上に、直線はソラを使った。洋芝の札幌で3連勝を飾っており、力のいる今の馬場は歓迎だ。順調さは欠いたが、クローバー賞も陣営が「仕上がり途上」という状態で完勝した。潜在能力は高い。馬単(12) =(3)、(12) =(11)、(12)(5)、(12)(6)、(12)(8)、(12)(9)、(12)(14) 。
[2010年3月21日8時32分 紙面から]
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