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ハクサン田んぼ坂路合格点/アイビスSD

坂路を軽快に駆け上がるハクサンムーン
坂路を軽快に駆け上がるハクサンムーン

<アイビスSD:追い切り>

 アイビスSD(G3、直線芝1000メートル、28日=新潟)で重賞2勝目を狙うハクサンムーン(牡4、西園)が24日、重馬場の栗東坂路で追い切られ、4ハロン54秒3-12秒8で好気配をアピールした。見守った西園正都師(57)が「去年とは格段に違う」と充実ぶりに目を細めれば、1週前に手綱を取った酒井学騎手(33)も「ねじ伏せたい」と主役は譲らないつもりだ。

 まるで東南アジアだ。1時間近く続いたゲリラ豪雨で“田んぼ”と化した栗東坂路をハクサンムーンが上がってきた。泥水が逆流するメコン川のような悪路も何のその、鞍上の田中助手が肩ムチ5発で気合をつけると4ハロン54秒3-38秒9-25秒3-12秒8を力強くマークした。

 西園師は他馬の登坂タイムを見ながら「58秒台が多いね」と比較しながら「この時計は出色。しっかり負荷はかけられたし、上積みはあります」と合格点。高松宮記念で3着に逃げ粘るなどスプリント路線の注目株として成長中。その後の放牧で、さらにパワーアップしていると師は目を細める。

 「前回(CBC賞2着)のプラス16キロはほとんど成長分。20~30キロ増えて帰ってきてから絞り込んだ数字だからね。あの放牧のあと馬房での旋回癖がなくなってきたし、競馬のあとペチャンコになっていた馬が、すぐ戻るようになった」

 そのCBC賞を「最後は差されて2着でしたが、微妙に見込まれたハンデ(57・5キロ)はこたえている」と振り返りつつ「今回は56キロで走れるのは有利。ただ、函館SSを58キロで勝ったパドトロワは強いね」と最大のライバル打倒がV条件と見ている。

 直線競馬のアイビスSDは2年連続挑戦だが「去年(4着)とは格段に馬が違う」と今度こその気持ち。2ハロン目に9秒9をたたき出した1年前を振り返りながら「現役最速でしょう。ここも行くと思うが、自分の競馬をすれば結果はついてくると思う」と自信を持っている。

 1週前追い切りで感触を確かめた酒井騎手も「ここでは負けたくないし、ねじ伏せるぐらいの気持ちで乗る。前回はハナに立ってからも力まず走れていたので、メンタル面の成長を感じる」と力を信頼する。サマースプリントとG1の夏秋ダブルタイトルを狙うためにもG3で立ち止まるわけにはいかない。【中西典章】

 [2013年7月25日8時58分 紙面から]

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