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オルフェが今夜世界最強を証明/凱旋門賞

凱旋門賞への思いを激白したスミヨン騎手。左は木村氏(撮影・太田尚樹)
凱旋門賞への思いを激白したスミヨン騎手。左は木村氏(撮影・太田尚樹)

<スミヨンが本紙に意気込み語る>

 【パリ5日=太田尚樹、鎌田優】沈黙の理由を今こそ話そう-。いよいよ今日6日に発走する凱旋門賞(G1、芝2400メートル=ロンシャン)でオルフェーヴル(牡5、池江)に騎乗するクリストフ・スミヨン騎手(32)が胸中を激白した。フォワ賞後は国内外の取材をシャットアウトしてきたが、外国人騎手マネジャーの木村孝也氏を通じて日刊スポーツだけに本音を明かした。「なぜ口を閉ざしてきたのか?」。その理由こそ必勝を期す決意の表れだった。

 前哨戦のフォワ賞が終わって以降、私は凱旋門賞についての取材を国内外問わず断ってきました。「どうしてなのか?」。そう聞かれたので、この場を借りて日本のみなさんに私の本音をお伝えします。なぜかといえば、それが自分の本来のスタイルだからです。

 去年の私はそのポリシーを曲げました。世界で最も勝ちたいレースで、日本から来たスターホースに騎乗する。初めての経験でしたしファンのみなさんからの期待も感じていました。だから、なるべくインタビューなどにも答えようと協力したつもりです。しかし、結果は出せませんでした。

 もちろん、取材に応えたから負けたなんてことはありえません。ですが、今年の凱旋門賞こそは絶対に勝たなければならないレースです。だから、今回は徹底的に自分のやり方にこだわることに決めました。

 フランスではほぼ毎日、競馬が開催されています。その前後には調教や移動もあります。週末だけの騎乗となる日本であれば、平日などに取材を受けるのは可能ですが、こちらでは心身ともにゆっくりできる時間は少ないのです。大一番を前に負傷するわけにはいきませんから、目の前の1戦1戦に集中したいというのもあります。日本のファンの方には申し訳なく思っていますが、そんなことをするぐらい、今年にかける私の思いが強いのだと理解してください。

 今年のオルフェーヴルは「スーパー」です。去年の時点で私は「今まで乗った中でベストの馬」と表現しましたが、当時に比べて精神的な成長を感じますし、さらに力をつけた印象です。その証拠に、フォワ賞も楽勝でした。先頭に立つのが早すぎないようにだけ気をつけましたが、すさまじい加速を見せてくれました。明らかに去年以上です。

 今週の追い切りでも、すごくいい状態なのを確認できました。あとはもう、言葉より結果で、オルフェーヴルが世界最強馬であることを証明したいと思います。去年もお伝えしましたが、もう1度だけ最後に言います。どうかぜひ、みなさんの周りの競馬を知らない人にも「今夜、日本の馬が世界一に挑戦するんだ」と教えてあげてください。きっと、素晴らしい瞬間を共有できるはずですから。(クリストフ・スミヨン)

 [2013年10月6日9時0分 紙面から]

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