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ストレイン母親譲りの末脚/新潟2歳S

- ゴールドストレイン(左)は、マイネルフェスタと併せ馬で追い切る
新潟2歳S(G3、芝1600メートル、9月2日)の追い切りが29日行われ、木幡初広騎手(42)が手綱を取ったゴールドストレイン(牡、稲葉、父ゴールドアリュール)が、力強く伸びて1馬身先着した。同騎手にとってはともに重賞を制した思い出の馬サクセスストレインの初子。母譲りのしぶとさを武器に重賞制覇を狙う。
木幡の手綱さばきに応えて、ゴールドストレインが力強く伸びた。4コーナーで先行するマイネルフェスタ(2歳未勝利)の直後につけると、直線は内へ。「追ってしぶとい馬」。主戦の言葉通り、馬体を並べるとジワジワと伸び、ゴールではきっちり抜け出した。
5ハロン67秒1、ラストは12秒8(直線追う)。スタート地点で5馬身近く追走したため、最終的には1馬身の先着にとどまったが、重心の低いフォームからは、はっきりと走る馬の雰囲気が伝わってくる。「時計は予定通り。息もいい。いい意味で、前走から変わりはないが、順調に乗り込んできた」。この日の感触がよほど良かったのか、あん上もいつになく口が滑らかだ。
母は木幡の手綱で01年のクイーンCを制したサクセスストレイン。前走の勝ちっぷり、日ごろの攻め馬の感触から、血のきずなを感じている。「母親も調教で走るという馬じゃなかったが、実戦タイプだったからね。器用さはないけど、追ってしぶとい面も似ている」。鮮やかに抜け出した初戦の勝ちっぷりが、母の血を受け継いだ何よりの証明だ。
ともに牝馬3冠を完走した馬の初子だけに、当然ながら思い入れは深い。「重賞も勝たせてもらった馬だし、オーナーも厩舎も一緒だからね。このお母さんだから期待している部分は大きいよ」。木幡の頭の中には、この馬と挑むクラシックの姿がはっきりと描かれているに違いない。「可能性を持っている馬。重賞を勝たせてあげたい」。今週の新潟2歳Sが、来春へ向けての第1歩となる。【鈴木良一】
[2007年8月30日8時41分 紙面から]
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