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ココロコロ豪快52秒9/小倉2歳S

- 坂路で併せて追い切られたコウユーココロコロ(左)
小倉2歳S(G3、芝1200メートル、9月2日)に出走するコウユーココロコロ(牝、栗東・領家、父コロナドズクエスト)が、栗東坂路で4ハロン52秒9を出した。併走馬には遅れたものの、シャープな動きを披露。先週、夏の小倉新記録となる27勝をマークした武豊騎手(38=フリー)が早々とパートナーに指名した期待馬。絶好調男を背に、小倉のフィナーレを飾る。
栗東は午前5時の開門と同時に、1年に1回あるかないかの激しい雷雨に襲われた。たっぷりと水分を含んだチップに脚を取られながら、豪快に坂路を駆け上がってきたのがコウユーココロコロだった。3歳未勝利のシルクハーベストを従えて、力強く四肢を動かした。最後は差し返される格好で1馬身遅れたが、領家政蔵師(63)は合格点を与えた。それもそのはず、不良馬場にもかかわらず、4ハロン52秒9-38秒2-24秒7-12秒1の好時計をマークしたのだから“納得顔”もうなずける。「相手が走りすぎたな。予定より少し時計が速くなったが、久々のレースで重賞に使うんだから、逆にこれぐらいでいいだろう。この程度でカイバがあがるような馬じゃない」と指揮官は余裕の表情だ。手綱を取った服部助手も「最後は離されたけどステッキを入れていたら、もっと伸びる手応えはあった」と好感触を伝えた。セールスポイントは競馬センス。「どこからでも競馬ができそう。馬の後ろでもひるむところはないし、スタートも速い。かといって、ビュ~ンと行くわけじゃない」と同助手は続けた。
小倉開幕週の新馬戦は2着に3馬身差をつける圧勝を演じたが、その直後に武豊騎手がG3のパートナーに指名したという。今回の登録馬中、4頭に騎乗した天才が選んだ逸材。その能力は重賞級と見て間違いない。「新馬の時はソエ気味だったが、もう大丈夫。追ってからも重心が沈む」と領家師。初重賞は手の届くところにある。【中西典章】
[2007年8月30日8時45分 紙面から]
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