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ピンクカメオ変則開催が追い風/ローズS

打倒関西馬に挑むピンクカメオ
打倒関西馬に挑むピンクカメオ

 ピンクカメオ(牝3、国枝)に追い風が吹いた。今週の中央競馬は3日間の変則開催で、秋華賞トライアル・ローズS(G2、芝1800メートル、16日=3着までに優先出走権)が行われる阪神は土曜日が休み。前日輸送で臨む同馬にとって、開催のない静かな競馬場で丸1日過ごせるのは好都合だ。夏場は社台ファーム(北海道千歳市)で調整され、一段とパワーアップ。平常心で競馬ができれば、よりチャンスは広がる。

 3回目の西下となるピンクカメオに、またとない舞台が用意された。今週の阪神競馬は16日(日)、17日(祝)の変則開催。15日に美浦から阪神競馬場入りする同馬にとって最大の障害が取り払われる。これまで阪神JF、桜花賞と同競馬場でのG1戦は、それぞれ8着、14着と苦杯をなめているが、原因は輸送の翌日の土曜開催にある。コースに隣接する出張馬房はファンの歓声やレースに伴う騒音がひどく落ち着きを欠いてしまったからだ。

 国枝師は「勝負というのは次から次へとうまく障害をクリアしたのが勝つものだが、その意味から言えば障害は低いに越したことはない。今回は輸送した次の日にすぐレースとなるわけだから精神的な消耗は少ない。変わる可能性は大きいよね」と笑みを浮かべた。

 桜花賞馬ダイワスカーレット、オークス2着馬ベッラレイアと迎え撃つ関西馬2騎も強力だが、ピンクカメオも激戦のNHKマイルCを制した実力の持ち主。中1週でオークスにも挑戦し、勝ち馬から0秒4差の5着と牝馬離れしたポテンシャルを誇る。さらに今夏の放牧でリフレッシュ。気性面での成長が大きく、落ち着きを増した。全休日明けの11日は坂路を軽めに1本乗られ、12日の追い切りに備えた。馬体はきっちり引き締まり中間の順調な乗り込みを物語る。

 一段とスキルアップを果たしたピンクカメオが、変則日程という強力な追い風を背に受けて打倒関西馬に挑む。【村田庸三】

[2007年9月12日8時41分 紙面から]

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