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ロック、柴山で4連勝/セントライト記念

- ライモン(後方)と併せて追い切られたロックドゥカンブ
<セントライト記念:追い切り>
セントライト記念(G2、芝2200メートル、16日=中山)に出走するロックドゥカンブ(牡3、堀)が13日、芝コースで最終追い切りを行った。先行したまましまいを伸ばされ、1馬身先着。当初騎乗予定だった藤田伸二騎手が負傷、乗り替わりとなってしまったが、ラジオNIKKEI賞を制した柴山雄一騎手(29)を確保し、無傷の4連勝と重賞連覇へ向け不安はない。
最終追い切り直前、堀師に1本の電話が入った。今回のレースから騎乗する予定だった藤田騎手が、札幌競馬場の調整ルームで転倒し右肩を痛めたという。舞台裏のハプニングの最中に追い切られることになったロックドゥカンブ。だが、胸のすく走りで陣営の不安を一掃した。
芝コースで追われたロックは、僚馬ライモン(古馬500万)を従えて1馬身ほど先行。キャンターからじっくりと歩を進め、残り4ハロンから一気にスピードを上げた。先に仕掛けたライモンと馬体が並ぶと、直線でのゴーサインに素早く反応。低く地をはうような伸びのあるストライドでゴールを駆け抜け、4ハロン53秒8-11秒8を計測した。「先週までは前走より反応が鈍かったが、もう大丈夫だと思う。体を目いっぱい使って走っていたし、直線はイメージ通り」。見守った堀師は納得の表情で話した。
追い切り直後、朗報も舞い込んできた。ロックのあん上として白羽の矢が立った柴山騎手からの快諾の知らせだった。前走のラジオNIKKEI賞(G3)で初めてコンビを組み、初重賞制覇を導いた男。電話を受けた堀師もホッとしたのか、笑顔が戻ってきた。
前走では4角で先頭に立ちながら、メンバーで3番目に速い上がり35秒4をマークした。柴山は「走る馬独特の沈みがあるし、掛からないから距離も問題ない。せっかくいい馬に乗せてもらえるので頑張りたい」と意欲十分。転がり込んできた絶好のチャンスに、燃えないはずがない。
南半球産で、実質的には3歳に満たない。しかもキャリアは4戦目。それでも同世代に負けない高い完成度と、半年遅生まれの分、まだ底を見せていない成長度は魅力だ。「負けてないとはいっても、たった3戦。相手は強いし、一線級とやってどこまでやれるか」と堀師。G1級との直接対決を制し、無傷の4連勝と重賞連覇を決めてみせる。【山本幸史】
[2007年9月14日8時45分 紙面から]
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