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瞬発力のジャーニーに期待/菊花賞

<堀内泰夫のこれだ:菊花賞>

 長距離戦では騎手の技量が大きなウエートを占めるとされている。4戦全勝と底を見せていないロックドゥカンブにも魅力を感じるが、菊花賞4勝ジョッキー武豊の手腕に期待し、本命はドリームジャーニーとする。

 掛かる気性とスタートの悪さゆえに常に後方からの競馬を強いられながらも、昨年はG1の朝日杯FSを後方一気の脚で快勝。ツボにはまった時の破壊力は抜群だ。マイル戦に実績があり、末脚が切れすぎることもあってマイラーのイメージが強いが、メジロマックイーンの肌にステイゴールドの配合なら、3000メートルの距離をこなしても決して不思議はない。

 秋初戦の神戸新聞杯は収穫の多いレースだった。例によって最後方で折り合いに専念、直線で仕掛けると一気にはじけて先行勢をまとめて差し切った。春当時に比べると落ち着きを増して、道中は変に力むこともなく伸び伸びと走っていた。精神面で成長し、行きたがる気性が解消されてきたのは心強い。あの走りならあと600メートル距離が延びても大きく崩れることはないだろう。

 昨年は伏兵ソングオブウインドが鮮やかに差し切り勝ちを決めたように、京都の外回りコースは追い込みが利きやすい。展開は読みづらいが、人気のロックドゥカンブをはじめ有力どころに先行タイプがそろった今回は極端なスローは考えにくく、流れはドリームジャーニーに向くとみる。出走馬の中で最も小柄ながらも、瞬発力はNO・1。良馬場で決め手勝負になれば、最後に笑うのはこの馬だ。

[2007年10月20日8時31分 紙面から]

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