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ピンクカメオに一発の期待/マイルCS

- 京都でも自慢の末脚を爆発させたいピンクカメオ
<マイルCS>
今秋のG1シリーズはスプリンターズSのアストンマーチャンから始まり、先週エリザベス女王杯のダイワスカーレットまで、3歳牝馬の活躍が目立つ。マイルCSのピンクカメオ(牝3、国枝)も、適距離に戻って一発の期待は十分だ。NHKマイルCで3連単970万馬券を演出した末脚は、古馬一線級相手でも侮れない。
「最強」との呼び声が高い今年の3歳牝馬。今週はピンクカメオが持ち前の鋭い切れ味で、その評判を裏付ける。あっと言わせた春のNHKマイルC。1番人気に支持されたローレルゲレイロら牡馬を相手に、兄ブラックホークを彷彿(ほうふつ)とさせる豪快な末脚を披露。ゴール前で大外からグイとひと伸びしてG1タイトルを引き寄せた。阪神JF、桜花賞は周辺の騒音がひどい出張馬房に入ったためイレ込んで能力の半分も発揮できないまま敗退したが、マイル戦で見せるポテンシャルの高さはほかのライバルたちにヒケを取らない。
前走の秋華賞は14着に大敗したが、勝ったダイワスカーレットがつくり出した中だるみのペースに身上の末脚が封じられた。レースの上がり3ハロンが33秒9では追い込み馬にとっては苦しい。国枝師は「距離適性というより流れが敗因のすべて。結局、マイル戦前後のペースがピンクカメオにとって最もレースがしやすい、ということなんだろうね」と分析する。
前走後はダートのJBCクラシックへの出走も検討されたが賞金不足のため除外。このレースに照準を定め直し調整されてきた。7日の1週前追い切りは、坂路2本目に4ハロン52秒1。出来は万全だ。秋初戦のローズS(4着)がオークス(5着)より8キロ増の470キロ。前走の秋華賞が、さらにプラス6キロの476キロと馬体面の充実も著しい。京都競馬場の出張馬房は環境も整っており力は出せる。幾多の好条件を追い風にピンクカメオが「マイルの新女王」への座を駆け上がる。【村田庸三】
[2007年11月14日8時1分 紙面から]
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