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サイボーグが父子制覇/ステイヤーズS

<ステイヤーズS>◇1日=中山◇G2◇芝3600メートル◇3歳上◇出走13頭

 平地の最長距離重賞は7番人気の伏兵、マキハタサイボーグ(せん5、栗東・新川)が4角先頭から押し切り、3連単58万2350円の大波乱を演出。初のタイトルを父メジロブライト(97年優勝)との父子制覇で飾った。

 ステイヤーの血がふつふつと沸き立った。吉田豊騎手が2周目3角で外に持ち出すと、直線入り口では先行グループを一気にのみ込んだ。内で粘るネヴァブション、外から追い込むアドマイヤモナークを抑えての初勲章。吉田豊は「切れる脚はないと聞いていたので早めに仕掛けるつもりだった。ちょっと先頭に立つのは早かったけど、差されてもいいぐらいの気持ちで乗っていた」と、白い歯がこぼれた。

 道中はトウカイトリックの後ろで折り合い、走りのリズムを保った。スローな流れでも人馬の呼吸はピタリ。それがロングスパートへとつながった。新川師は「状態は良かったし、ひょっとしたらと思った。有馬? ちょっと考える。年が明けて天皇賞(春)というのもあるし」と、G1挑戦を視野に入れる。長距離路線に、新しいヒーローが誕生した。【山本幸史】

[2007年12月2日8時15分 紙面から]

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