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キャプテン「上等」51秒4/朝日杯FS

- 坂路を駆け上がるキャプテントゥーレ
<朝日杯FS:追い切り>
東西重賞ウイナーが万全の仕上がりを披露した。デイリー杯2歳Sを制した良血キャプテントゥーレ(牡2、栗東・森)は、坂路で4ハロン51秒4の好時計をマーク。関西のエースとして貫録十分の動きで、2歳王者の座を射程圏にとらえた。
当初は単走で追い切るはずだったキャプテントゥーレだが、同じペースで上がってきた他厩舎の馬に途中で並ばれた。あん上の徳江助手が相手に声を掛け、急きょ予定を変更。事実上の併せ馬となった。ラストで気合を乗せられると、軽々と抜き去って4ハロン51秒4-12秒9をマーク。前走の最終追い切りでの猛時計(49秒8)と比較すると物足りなさは感じる。ただ、今週の坂路は馬場が悪く、速いタイムが出にくい状態。同助手は「動き自体は今回の方が良かった。体の締まりもいい。上等でしょう」と内容を高評価していた。
徳江助手は直線で追いながら、愛馬のフォームが明らかに違うことに気付いていた。以前は気合を入れても頭が高いまま。今回はグッと下げ、推進力が増す走法になっていた。大きな進境の証しだ。中間にソエが出たが、この日の動きから不安視する必要はない。
前走で初めて手綱を取った川田騎手も、非凡なセンスを感じ取っている。「乗ってみて、あと1ハロン延びても…というくらいの感触がありました。スローペースの競馬でしたが、2番手から直線で抜け出して、そこからは遊びながらの勝利。まだ成長途上だし、伸びしろがあります。こちらの指示通りに走ってくれる、すごく乗りやすい馬。ペースがどうなろうと、折り合い面に不安は感じません」。
母エアトゥーレは01年阪神牝馬SなどJRA通算6勝、仏G1モーリス・ド・ギース賞2着の実績を誇る名牝で、特にマイル戦で真価を発揮した。その血脈にふさわしい走りを、今回もキャプテントゥーレが見せてくれるだろう。【鎌田優】
[2007年12月6日8時24分 紙面から]
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