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フェニックスこの秋一番/阪神C

<阪神C:追い切り>

 阪神C(G2、芝1400メートル、16日=阪神)に出走するスズカフェニックス(牡5、栗東・橋田)が、坂路51秒3-13秒2で追い切られた。この秋一番とも思える力強いフットワークを披露。G1馬が本来の輝きを取り戻す。

 スズカフェニックスは真っすぐ坂路を駆け上がった。ラスト1ハロンであん上が右ムチを抜く。気持ちが途切れないように一発たたき込むと、低い体勢を保ったままゴール地点を駆け抜けた。橋田満師(55)は「やればもっと(時計は)出るし、筋肉の付き方などを見ても、本来の出来になってきている」と合格点を与えた。

 安田記念で5着に敗れた後放牧に出されたが、馬インフルエンザ騒動で帰厩が遅れ、スプリンターズSは予定通りではなかった。だが、前走のマイルCSは大外を一気に伸びて3着。G1馬が5番人気という低評価に甘んじたが、それを見事に覆してみせた。橋田師は「思い通りにいかなかったところもあったが、前走はだいぶいい形で走ってくれた」と評価する。

 初G1となった高松宮記念はたたき4戦目で制した。この秋3戦目の今回、出来が上向いていることは間違いない。「もともと使い込んでいった方がいい馬。あのような脚質だし、あとは流れひとつ。できれば外に出しやすいような枠順が欲しいね」と、トレーナーは高松宮記念以来の勝利を切望している。【和田美保】

[2007年12月13日8時26分 紙面から]

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