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デピュティ激戦制してV/京都金杯

京都金杯を制したエイシンデピュティ。右は2着のアドマイヤオーラ
京都金杯を制したエイシンデピュティ。右は2着のアドマイヤオーラ

<京都金杯>◇G3◇5日=京都◇芝1600メートル◇4歳上◇出走16頭

 単勝3番人気のエイシンデピュティ(牡6、栗東・野元)がゴール前の激戦をしのいで勝利した。岩田康誠騎手(33)は金杯初勝利。野元昭師(67)はJRA通算400勝を達成し、新春から二重の喜びとなった。1番人気アドマイヤオーラが2着。3着には9番人気カネトシツヨシオーが入った。

 最後の踏ん張りが成長の証しだった。直線に向いて抜け出したエイシンデピュティは、岩田のステッキに最後まで応えた。外の離れた位置から襲ってきた2着アドマイヤオーラに首差。我慢に我慢を重ねたその先に、08年最初の重賞タイトルが待っていた。

 「他馬がいると頑張ってくれるのに、ゴール前は1頭になった。遊ぶ面があるのでどうかと思ったが、頑張ってくれた」。あん上がたたえるラストの踏ん張りで、鼻差2着だった前走鳴尾記念の悔しさを晴らした。ハナを切る展開も予想されたが、好位2~3番手に待機。一昨年12月以来のマイルにも戸惑わず、勝負どころでは「積極的にいった」という岩田の積極戦法を実らせた。

 昨春には、条件戦からエプソムCまで3連勝。一気に重賞ホースまで駆け上がったが、野元師は本格化がまだ先であることを見越していた。「当時はレースを使うと間隔が必要だった。今は本当にたくましくなって、攻めを積める」。前走から中3週でも調教を十分に重ねられたことが、見事重賞2勝目につながった。

 さらに大きな舞台が見えてきた。岩田が「状態がすごくいいので、これをキープして、次につながってくれれば」と将来を見据えれば、野元師も「安田記念あたりが目標になるかな」と笑顔。遅咲きの新星が、飛躍の08年を突き進む。【伊嶋健一郎】

[2008年1月6日8時21分 紙面から]

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