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ミカヅチ万全の仕上がり/シンザン記念

タケミカヅチ(左)は坂路をリーサムクラウンと併せて追い切られた
タケミカヅチ(左)は坂路をリーサムクラウンと併せて追い切られた

 今年初の3歳重賞・日刊スポーツ賞シンザン記念(G3、芝1600メートル、13日=京都)の追い切りが9日、東西トレセンで行われた。美浦では、初年度から10頭が勝ち上がっている新種牡馬ゴールドアリュール産駒タケミカヅチ(牡、大江原)が、坂路でシャープな動きを披露。推定50秒台の時計で、万全の仕上がりをアピールした。

 豪脚再現へ、態勢は整った。坂路で追い切られたタケミカヅチが絶好の動きを見せた。リーサムクラウン(3歳未勝利)を先行させ、3馬身後方から追走。ラスト2ハロンで気合をつけられ、ゴール地点では併入に持ち込んだ。約2カ月間隔があくため、気持ちを乗せておく必要があった。時計は計時不能だが、リーサムが4ハロン51秒0の好タイムをマークしていることから、50秒台前半は出ていただろう。大江原師は「併せた相手も動く馬。ラスト2ハロンはやっておきたかったし、予定通りだね。放牧先でも乗りこんでくれたみたいで、すぐに速い時計が出せた。疲れも取れたし力は出せる。能力はあるから、息さえ持てば」と好感触だった。

 デビュー戦で見せた末脚は強烈だった。平たんな新潟コースとはいえ、上がり3ハロンは33秒0。新潟2歳Sは先行したため、ちぐはぐな競馬になったがデイリー杯2歳S(2着)の上がりは33秒6。前残りの競馬で、4角後方2番手からの追い込みだった。ここ2戦の手綱を取る木幡騎手は「今週のひと追いでよくなるだろう。間隔があいているが、レースにいけば変わる。テンにフワッと乗れれば」と自信を持つ。

 前走の東スポ杯2歳Sは追い込み届かず5着まで。トレーナーは「目に見えない疲れがあったのかも」。早めに立て直した効果はある。

 父ゴールドアリュールは、ダートでG1を勝ったが、子供は芝での切れ味が武器だ。普段はおっとりして手のかからない馬だが、装あん所では必ず1度立ち上がって威嚇。この闘争心が実戦でプラスに出れば、馬群を突き抜けるだけの出来にはある。【高橋悟史】

[2008年1月10日8時44分 紙面から]

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