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シグナル正確ラップ54秒1/シンザン記念

- 岩田騎手を背に坂路で追い切られたドリームシグナル
今年初の3歳重賞・日刊スポーツ賞シンザン記念(G3、芝1600メートル、13日=京都)の追い切りが9日、東西トレセンで行われた。栗東では、朝日杯FS4着のドリームシグナル(牡、西園)が好気配だ。
ドリームシグナルが最終関門を通過した。朝日杯FS時の追い切りは、テンから飛ばしすぎてラスト13秒9と失速したが、この日は完ぺきだった。志願の2週連続騎乗となった岩田騎手が折り合いをつけ、4ハロン54秒1、しまい12秒2のタイムを刻んだ。
岩田は開口一番に「仕掛けてからの反応が良かった。まだ子供っぽさはあるけど、いい瞬発力がある馬ですね」と上々の感触だ。取り囲む報道陣に向けて「グッドコンディション!」を3連発し「状態の問題はないので、あとは人間(自分)だけ」ときっぱり言い放った。京都金杯で08年最初の重賞勝ちを決め、人馬ともに最高のムードで本番を迎える。「幸先のいいスタートが切れた。1戦1戦、大事に乗るだけ」と、2週連続重賞制覇を見据える。
馬場の真ん中を豪快に駆け上がった愛馬に、西園正都師(52)もニンマリだ。「岩田君の感覚で乗ってくれて、今日はメリハリがついた。しまい、はじけたね」。朝日杯の2日後からシンザン記念参戦を表明し、入念に乗り込んだ。「レース後の回復が早く、万全の態勢にもってこられた」。指揮官の表情は、最初が速く、最後が遅い“逆時計”となった前走の朝日杯時とは雲泥の差。正確なラップが体調面だけでなく、心の乱れのなさまで強調した。
約3カ月後のクラシック出走へ向けて、ここは是が非でも賞金を加算したいところ。ドリームシグナルにとって08年好発進とシンザン記念のタイトルは、どちらも譲れない。【中西典章】
[2008年1月10日8時46分 紙面から]
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