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チャールズがクラシックに名乗り/京成杯

京成杯を制したマイネルチャールズと松岡騎手
京成杯を制したマイネルチャールズと松岡騎手

<京成杯>◇20日=中山◇G3◇芝2000メートル◇3歳◇出走16頭

 混戦ムードの中で1番人気に支持されたマイネルチャールズ(牡、稲葉)が抜群の根性で馬群を割って抜け出し、重賞初制覇を達成した。松岡正海騎手(23)は昨年のサンツェッペリンに次ぐ連覇を果たし、クラシック戦線で東の1番手に浮上した。

 なかなか定まらなかったクラシックの主役に、マイネルチャールズが堂々と立候補した。松岡は関東1番手の評価に「そのぐらいの期待をかけてもらっていいと思います」と断言した。追い込んだベンチャーナインとは首差でも、圧倒的な力差を感じさせる勝ち方だった。

 真骨頂の根性が、直線に向いた直後に発揮された。外からまくり上げた丹内のアイティトップが外からフタをする。時を同じくして外に出そうとしていた松岡は進路を失い、絶体絶命のピンチに陥った。外をあきらめて内へ。この一瞬の判断が実った。ステルスソニックとゴールドストレインの間をすり抜けると、猛然とスパート。急坂を上がってからは脚が違った。

 アイティトップとは2、3度接触している。並の馬ならひるんでしまうアクシデントも、逆に闘志に火を付けた。「根性がセールスポイント。切れる感じではないが、前の馬を絶対かわしてくれる」とジョッキーは強い精神力をたたえた。

 未勝利戦で手綱を任されてからは、競馬で徹底的に折り合いを覚えさせた。逃げ切りを許した葉牡丹賞はスローペースを承知していながら、あえて追いかけずに我慢させた。たとえ敗れても、大きなレースを取るには必要と信じた。4コーナーまで前後左右に馬を置き、完ぺきに折り合ったこの日の競馬は、教え込んだ成果の表れだった。

 「将来性十分なので、僕がちゃんと乗るだけ。いい馬でクラシックに出られそうなので頑張ります」。100勝ペースで飛ばす絶好調の23歳は、昨年のサンツェッペリンに続く連覇。決して忘れはしない皐月賞鼻差負けの悔しさを晴らすチャンスを早くもつかんだ。今後は短期放牧を挟み、3月9日中山の弥生賞(G2、芝2000メートル)で再び雄姿を見せる。【岡山俊明】

[2008年1月21日8時36分 紙面から]

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