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モナーク7歳で初タイトル/日経新春杯

日経新春杯を快勝して、会心の笑顔を見せる安藤勝騎手とアドマイヤモナーク
日経新春杯を快勝して、会心の笑顔を見せる安藤勝騎手とアドマイヤモナーク

<日経新春杯>◇20日=京都◇G2◇芝2400メートル◇4歳上◇出走16頭

 古豪アドマイヤモナーク(牡7、栗東・松田博)が直線力強く抜け出して重賞初制覇を飾った。安藤勝己騎手(47)は、昨年のトウカイワイルドに続いてこのレース連覇。7歳にして初タイトルのモナークと、今年4度目の「年男」を迎えたあん上が、ベテランの味を見せつけた。

 淀に降る冷たい雨を切り裂いて、アドマイヤモナークが伸びた。後方待機からジワジワとポジションを上げ、4角で安藤勝騎手のゴーサインが出ると“待ってました”とばかりに豪脚がはじけた。「早く先頭に立ち過ぎて、馬が遊んでしまった。力はもっとあるんだよ」。安藤勝は2着ダークメッセージにつけた1馬身1/4以上の強さをしっかりと感じ取っていた。

 明けて7歳。38戦目。遅咲きの重賞ウイナーとなったモナークに、松田博資師(61)も喜び、そして驚きを隠さない。「調子は持続していたし、(4角を)回ってくる時は楽勝すると思ったけどな。でも、この年になって勝つとは不思議やなあ。切れもないのに」。もちろん謙そん半分。届きそうで届かなかったタイトルを、やっと手にした愛馬への、同師ならではの祝福の言葉だった。

 連覇の安藤勝にとってもデビュー戦で手綱を取っていたモナークとの美酒はやはり格別。週中には「気難しいところがある馬でね。前に出していくと伸びないし、ハナに立ってバカついたこともあったしね」と話していたが、ついに“ベテラン同士”の呼吸が、淀のターフで一致した。

 今後について松田博師は「ダイヤモンドS(G3、芝3400メートル、2月17日=東京)あたりかな。距離はいくらでも? こんな年寄りに無理言うなよ」とニヤリとしながらも「まあ、元気やしね。3000メートルより長いレースは年に何回もないからな」。もちろん5月4日京都の天皇賞・春(G1、芝3200メートル)も視野に入る。7歳モナークはさらなる進化を続ける。【吉富康雄】

[2008年1月21日8時37分 紙面から]

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