このページの先頭



ここから共通メニュー

共通メニュー


ホーム > 競馬 > ニュース


競馬メニュー

ワンダー快勝、見えた砂の王者/根岸S

根岸Sを制した岩田騎手騎乗のワイルドワンダー
根岸Sを制した岩田騎手騎乗のワイルドワンダー

<根岸S>◇4日=東京◇G3◇ダート1400メートル◇4歳上◇出走16頭

 ワイルドワンダー(牡6、久保田)が1番人気に応え、打倒ヴァーミリアンへ名乗りを上げた。岩田康誠騎手(33)の落ち着いた騎乗で中団から差し切り、ダート重賞3勝目。次走2月24日東京のフェブラリーS(ダート1600メートル)でG1初制覇を狙う。

 ワイルドワンダーが岩田の豪快なアクションに呼応して、馬群の内から力強く抜け出した。馬も人も雪解けのダートを全身にかぶり、泥人形のようになっている。直線でマイネルスケルツィの脚色が鈍った瞬間を見逃さずに外へ。視界が開けてからは脚が違った。左腕のムチが普段以上に高く高く振り上げられた。灰色の弾丸が前の馬を次々に抜き去る。最後はしぶとく逃げ粘るタイセイアトムを、計ったように差した。水が浮く脚抜きのいい馬場は差し馬にとって決して有利ではなかったが、底力でねじ伏せた。上がりは最速タイの35秒6。道悪で前をつかまえられなかった昨秋の南部杯や武蔵野S(ともに2着)と比較すれば、パワーアップは明らか。プロキオンSに続くダート重賞3勝目で、フェブラリーSの有力候補に躍り出た。

 ジョッキーは「力を信じた。ひと息入れてから追い出せた。1400~1600メートルは切れる。前哨戦でいいレースができた」と笑顔で振り返った。2100メートルのJCダートは脚をためられず5着に終わったが、岩田が指摘したダートの守備範囲なら【6・2・1・0】。マイルの次走にも十分色気が出てくる。

 川崎記念を取り消したヴァーミリアンと、有馬記念2着のダイワスカーレットが当面の強敵になる。久保田師が挙げた課題は馬体の回復。前走から8キロ減った体を戻した上で今回以上の内容が求められる。何しろライバルは昨年のダートNO・1ホースと牝馬最強世代を代表する猛女だ。トレーナーは「相手が強いから気楽に行ける。マークされないで済むしね」とプラス思考。関東馬の優勝は98年グルメフロンティアを最後に遠ざかっているが、ほのかな光は見えてきた。【岡山俊明】

[2008年2月5日8時21分 紙面から]

関連情報

最新ニュース

記事バックナンバー



このページの先頭へ