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際立つ存在感マーチャン/シルクロードS
<シルクロードS:追い切り>
シルクロードS(G3、芝1200メートル、10日=京都)で復活を期す昨年のスプリンターズSの覇者アストンマーチャン(牝4、栗東・石坂)が、坂路で相変わらずの快速ぶりをアピールした。単走で4ハロン52秒7-12秒5の好時計をマーク。前走スワンS14着の雪辱へ向け、万全の臨戦態勢を整えた。
多くの馬でごった返す朝7時すぎの坂路でも、アストンマーチャンのスピードは際立った。額に美しく光る流星と、独特のピッチ走法。高回転で一気に駆け上がり4ハロン52秒7-12秒5をマークすると、先週に続いて追い切りに騎乗した山口助手は満面に笑みを浮かべた。「いっぺん乗ってみてくださいよ(笑い)。とにかく、すごいスピードですから。順調にきてくれたのが何よりです」。
昨年のスプリンターズSでは古馬、牡馬を寄せ付けず逃げ切りV。牝馬最強世代の“3強”といわれたウオッカ、ダイワスカーレットに続き、ついにG1ウイナーに輝いた。その後スワンSへ向かったが、まさかの14着。石坂師は「スプリンターズSで燃え尽きたから、ああいう結果になったのだろう。距離が原因ではないと思う」と分析する。
前走後は放牧に出され、昨年末に帰厩。ここに向け順調に乗り込まれてきた。「先週の動きと比べて跳びが大きく、しっかり走ってこられた。久々の方がテンションが上がらないから、私としては安心だね」(石坂師)。普段からおとなしいマーチャンだが、リフレッシュ効果により一層落ち着いて臨めそうだ。
昨年の桜花賞(7着)以来のコンビを組む武豊騎手も、楽しみを持っている。「今年は千二路線でいくそうだね。スピードがあるから、ベストでしょう」。春の大目標・高松宮記念(G1、芝1200メートル、3月30日=中京)へ向け、好発進を決めてみせる。【平本果那】
[2008年2月7日8時35分 紙面から]
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