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カメハメハの再来だシェル/きさらぎ賞

- 坂路でモンテクリスエス(右)と併せて追い切られたブラックシェル
きさらぎ賞(G3、芝1800メートル、17日=京都)の最終追い切りが14日、東西トレセンで行われた。松田国英師(57)が「キングカメハメハの再来」と絶賛するブラックシェル(牡3)は栗東の坂路で併せ馬を行い、4ハロン54秒5-12秒5をマークして併入。ひと追いごとに良化し、重賞初制覇へ向け万全の仕上がりをアピールした。
この時期の3歳馬の成長は早い。ハード調教で有名な松田国厩舎の馬ならなおさらで、短期間のうちに筋肉のつき方から変わってくる。「先々週、先週と体はできていなかったが、今週は大きく見せるし、張りが出て重心が低くなった。それに先々週、(武)ユタカくんが乗った後は体を痛がっていたが、先週からそんなそぶりもなくなった」。松田国師は追い切りを終えたブラックシェルに視線を送ると、ほどなく満足そうな笑みを見せた。
最終リハは坂路で、調教駆けするモンテクリスエス(3歳未勝利)と併せ馬。シェルが攻めでは動かないこともあり、常にモンテが主導権を取ったが、シェルもよく食い下がって併入。時計は馬なりで4ハロン54秒5-12秒5だった。松田国師は「モンテが相手だと以前は遊ばれたが、しっかりついていけるようになった」と、追うごとに良くなる愛馬の動きに目を細めた。
シェルはクロフネ産駒だが、馬体は芦毛の父と違い鹿毛。脚は長く、その毛色と体形に松田国師は「フットワークが大きいし、キングカメハメハに似ている」と、自分が管理したダービー馬を重ねる。もちろん、姿だけでない。ハイレベルなメンバーが集まった前走の福寿草特別は、馬群を割って伸び快勝。3歳馬離れしたレースぶりは大物感たっぷりで「あの末脚は東京向き」と早くも大舞台に思いをはせた。カメハメハが頂点を極めた府中に向かって、まずは重賞初制覇で足場を固める。【松浦渉】
[2008年2月15日8時15分 紙面から]
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