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中村が決勝 ガールズ1期生/卒業記念R

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卒業記念レースの決勝に出場する中村由香里は真剣な表情で自転車を整備する
卒業記念レースの決勝に出場する中村由香里は真剣な表情で自転車を整備する

<102期生・卒業記念レース>◇初日◇21日◇予選、準決勝◇松戸

 ガールズケイリンの第1期生が21日、「卒業記念レース」で松戸バンクを激走した。日本競輪学校の第101期生(男子37人)が予選、第102期生(女子33人)が予選、準決を行った。女子は在校1位の中村由香里(31=東京)ら7選手が決勝進出を決め、男女とも今日22日に卒記チャンプが決定する。

 決勝進出が決定した瞬間も在校1位・中村の口元はわずかしか緩まなかった。ここまでは連対率100%で、予選2走はいずれも逃げて1、2着だった。準決も逃げたが結果は3着に終わった。決勝に進めるのは準決3個レースの2着者までと3着者から予選成績最上位1人だけ。辛くもつかんだ決勝切符に「自分の力ではない」。初の3着を喫したリベンジを決勝で果たす。

 大阪教育大卒後に小学校教諭として7年間勤務した。公務員として60歳定年と安定した年収が保証されていた。だが、たまたま目に留めた48年ぶりの女子競輪「ガールズケイリン」誕生の記事が人生を変えた。「小さいころからプロ選手になりたかった。子供たちが成長していくのに自分は成長していない」。自問自答していた答えをついに見つけた。家族の猛反対を振り切り、500万円以上の年収を捨て、ガールズケイリン挑戦へかじを切り、先生から生徒になった。

 一昨年のアマチュア全日本選手権のスプリント4位の実力をベースに在校50レース中1着40回、2着10回。3着以下なし。加瀬加奈子らナショナルチーム不在の中で着実に実力を開花させた。ほとんどの選手が「五輪」を目標に掲げる中で「五輪よりも中村の走りをみたい、と思ってもらえる選手になりたい」とケイリン一本だ。決勝も先行一本で意地を貫く。【大上悟】

 ◆女子決勝進出者 篠崎新純、尾上明子、渡辺ゆかり、白井美早子、小林莉子、中村由香里、加瀬加奈子

 [2012年3月22日9時26分 紙面から]







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