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益春菜が逃げ切り鮮烈デビュー/川口

デビュー戦を好スタートから逃げ切り、ガッツポーズを見せる益春菜
デビュー戦を好スタートから逃げ切り、ガッツポーズを見せる益春菜

<川口オート>◇初日◇5日

 モトクロス界の絶対女王・益春菜(26=川口)が、4Rで鮮烈デビューを飾り、佐藤摩弥のデビュー戦2着の記録を塗り替えた。また、川口と船橋の32期6人は湿走路デビューとなり、大きく明暗が分かれた。川口は2R押田幸夫が7着、3R小林瑞季が試走落車で欠車。船橋は2R中山光と4R鈴木圭一郎が勝ち、3R片野利沙が2着だった。

 益はスタートから完璧な内容で独走に持ち込み、楽々とゴールした。「スタートラインについて楽しみで仕方がなかった。同期2人が結構滑らせたので参考にさせてもらった」。益自身も試走でリアタイヤを滑らせたことで、走路状況を把握できた。指導員の石井大志が「試走滑ったのであれっと思った」と言うほど、タイムも伸びなかった。しかし、レースでは一転して素晴らしい走りを見せた。「コース取りを変えた。グリップワークを緩やかにして、マシンをあまり寝かせないで立てて走った」。モトクロスで培ってきた経験と技量を生かし、即座に修正。思い切り突っ込んで滑る走路にも見事に順応した。

 石井指導員からは100点満点が出たが、反省を忘れなかった。「この位置では勝たなければいけない。もっとアクセルを開けて走れるようにしたい」。強いハートを持ち、レースを楽しむ余裕と高い操縦テクニックがある。2日目は初日反妨で失権した佐藤摩弥と早くも対戦(3R)する。

 押田は「1級車が見えて早開けしたらタイヤを滑らせた」と振り返った。2戦目は硬さがほぐれて前進が見込める。試走で落車した小林はケガがなかったのが幸い。気持ちを切り替えて2日目のレースに臨む。

 [2013年7月6日11時28分 紙面から]

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