■ 特別版 今年の阪神、ここがポイント! ■
 野村監督の次は星野監督。阪神ファンにしたら、マンガの世界みたいなことが続いている」という遠藤クン。勝ち星予想では116勝! 勝率では8割を超えちゃった。でも、本音は…。今回の野球天国!は特別版「阪神天国!」 (プロ野球ai2002年5月号)

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 ープン戦は堂々の首位でしたね。予想通りと言えば、予想通りの結果なんですけど。この前、テレビ番組で予想させてもらったら、今年の阪神は先発11本柱で116勝! 井川投手の15勝を筆頭にほとんどの投手が2ケタ勝利するので、単純に計算してもそのぐらいにはなるんです。まぁ、昨年のマリナーズ(イチロー、佐々木が所属する大リーグのチーム)と同じぐらい勝てる。もっとマジメな話の方がいいんですか(笑)。

 もね、どう考えても、今年の阪神に負ける要素がない。阪神ファンの皆さんには「今年は安心してみましょう」って言えますからね。

 ず、打線には坪井君が戻ってくるでしょう。前から坪井君とは仲が良いから、よく電話で話すんだけど、本人が「今年はかなりいける」って。ここ2年はケガとかで試合に出られなかったけど、今年は出られるのか、ということから話が始まって、最後には「選手の層が厚くなったけどがんばる」って言ってくれましたから。とにかく調子はいいようなので期待しましょう。

 の前、ヤクルトの古田さんと藤井秀悟君と話す機会があったんです。「今年の阪神はいけると思う」と言ったら、秀悟君が「ピッチャーがいますしね。打線もクリーンアップがある程度揃ってきたら、怖いですよ」と。そのクリーンアップは3番に片岡さん、4番アリアスで、おそらく5番が桧山さんになるんでしょう。片岡さんとアリアスが入ったことは大きい。この2人は三冠王や首位打者、ホームラン王を狙うような選手じゃないと思うんですが、チームの核になれる選手。全体的に見て、形だけでも2人がいることは大きいと思うんですよ、相手チームに対して。3番・浜中、4番・桧山に比べて、3番・片岡、4番・アリアス、5番・桧山、6番・浜中ではどうです? 面白い打線だと思うんですよ。浜中君が巨人の江藤選手ぐらい活躍してくれるいいですね。今年はやってくれると思いますよ。

 手陣ではムーア(新加入)ですね。すごく期待しています。この本が発売される頃には開幕しているんですけど、開幕投手はムーアがいいんじゃないかって本気で思ってましたからね。  ただ、心配なのは藪さん。片岡さんは日本ハム時代に「FAになったら阪神に来てください」ってしつこく言い続けたら、本当に来てくれた。川尻さんもアメリカ行きから一転、残留することになったのも僕が電話で「もう1度、阪神でやりなはれ!」って言い続けたから。そういう約束を藪さんともしているんです。「背番号の数だけ勝ってください」って。背番号の数だけ、「4」勝だけでいいんだろうってなると困りますよね。こっちは昨年までの背番号「18」で交わした約束ですから。唯一、それだけは訂正しないといけないと思っています。

 後にひと言。毎年、巨人とはいい勝負しているんですよ。昨年も13勝15敗。勝ち越すことが一番いいんだけど、巨人に2つぐらいの負け越しなら納得も出来るでしょう。でも、巨人戦の後に5連敗とかするんですよ。昨年はヤクルト(9勝18敗1分)と広島(7勝20敗1分)にこてんぱんにやられましたね。その2チームとの対戦成績が5分なら、勝率は5割を狙えたんです。巨人戦に集中するのはわかるんだけど…。その後も気合いは入っているんでしょうけど、取りこぼすというか、足元を救われることが多いというか。3−2で巨人に勝った次の日、「特選タイガース情報」で確認すると、「4回終了0−8」で負けてるとかね。そこを直してもらえたらいいんですけどね。

 想した116勝はあくまでも理想。マジメなところ、昨年の57勝より1つでも多く勝ってほしいですね。でも、今年の阪神は負けない!

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