川崎FのFW大久保は、Jリーグの「ミスター・メイ」だ。J1通算得点は163点で歴代1位を独走中だが、月別に得点ランクを作成すると、5月に歴代トップの22点をマーク(5月2位は東京FW前田で20点)。意外にも大久保の月別1位は5月だけとなっているが、今季も前節8日の柏戦で勝ち越し点を挙げるなど、月別では5月を最も得意としているようだ。続く6月は6得点で歴代17位にまで順位を落とす。これは6月の開催自体が少なかったためだが、出場20試合で6得点は大久保としては物足りない数字か。

【石川秀和】(ニッカンスポーツ・コム/サッカーコラム「データが語る」)