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我那覇シロの判断も処分撤回せず

 川崎FのFW我那覇和樹とクラブがドーピング規定違反で処分を受けた問題で、日本アンチ・ドーピング機構(JADA)は今回のケースが世界反ドーピング機関(WADA)の規約違反にはならないとの判断を示したことが11日、分かった。

 我那覇は風邪による食欲不振などを理由に4月下旬に静脈注射を受け、公式試合6試合の出場停止、クラブは1000万円の制裁金が科されていた。

 Jリーグは今季からWADAの規約に従って正当な医療行為と認可されない静脈注射を禁止した。だが、チームドクター側は、現場医師の裁量を狭く制限するのはWADAの規約に沿っていないと主張、国内機関のJADAに見解を求めていた。

 この判断を受け、チームドクター側は7月22日にJリーグのドーピングコントロール委員会(青木治人委員長)の委員全員の辞任を要求。引き続き、我那覇とクラブへの処分撤回を求めている。

 Jリーグは、ドクター側の主張を一部受け入れ、今後は静脈注射を含めて正当な医療行為かどうかの判断は現場のドクターに一任し、事前の認可申請は不要とする文書を各クラブに通達した。だが、我那覇への処分は取り消さない方針。

 チームドクター側の代理人は、処分撤回が認められない場合は法的措置も辞さないとしている。

[2007年8月11日19時17分]

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