<高校サッカー:鹿島学園1-1(PK3-2)一条>◇30日◇1回戦◇国立
一条(奈良)の前田久監督(43)は「鹿島学園が強くて、後半は押し込まれた。でもボールをつなごうと始めた1年目。今後につながるのでは」と言い、前を向いた。前半31分にFW奥田のシュートのこぼれ球を、MF原田が左足で豪快にたたき込み先制も、その後は鹿島学園の猛反撃に防戦一方となり、セットプレーから同点に追いつかれた。
迎えたPK戦では、それまでビッグセーブを連発していたGK西井も、味方の相次ぐ失敗に意気消沈したか1本止めるのがやっと。試合後、多くの選手がショックのあまりロッカー室前でしゃがみ込み、前田監督に促されて室内に入る場面も。むせび泣く声は、通路にまで響いていた。



