全国高校サッカー選手権大会に青森山田(青森)が12年連続14度目の出場。1回戦は強豪鹿児島城西(鹿児島)と31日に対戦する。プリンスリーグ東北6連覇などの強力チームが、まずは初戦を突破し、頂点を目指す。

 強敵との初戦対決だ。鹿児島城西は今年、インターハイと全日本ユースでベスト8進出。J1鹿島入りが決まったFW大迫勇也(3年)を中心に強力な攻撃力を誇る。「点の取り合いになったら相手のペース。大迫君を封じ、1点を取らせない戦いをしたい」と黒田剛監督(38)は言う。

 青森山田も引けは取らない。プリンスリーグ東北では10勝1分け、総得点59、総失点5で圧勝V。同リーグで18得点のFW見宝憂主将(3年)やU-16日本代表のDF中島龍基(2年)、MF柴崎岳(1年)ら強力メンバーがそろった。00年のベスト4以上を目指す力は十分にある。

 グラウンドは人工芝だが雪には勝てず、降雪の日は1日がかりで雪かきに追われる。このため21日に青森を出発し22日から滋賀、静岡などで合宿を行い東京入りする。今大会出場の強豪で反対側のブロックの野洲(滋賀)、韮崎(山梨)と練習試合も行い仕上げる。

 見宝主将は「強敵と初戦で当たるが、いい意味にとらえたい。初戦突破で波に乗れる。そうなったら国立で最後まで戦いたい」と意気込む。初の頂点へ向け、31日の初戦に注目だ。【北村宏平】