オシム監督地獄トレ60分×2本の練習試合

- 強烈なボレーシュートでゴールを狙うFW高原(撮影・宇治久裕)
選手の疲れがピークにある中、オシム監督はあえて60分2本の練習マッチを課した。日本より暑く、湿度も高い過酷な気象条件となるアジア杯。「昨日(2日)もきつい練習をさせた。1度、疲れている中で(試合を)やったことが、向こうへ行っての自信になる」と、指揮官は“地獄トレ”の狙いを説明した。
6-1で勝利したが、出来は決して良くなかった。「今日は十分に選手が走っていなかった。走れる選手も疲れていなければ、走るタイミング、方法、スピード、アイデアなどがもっと出たと思う」。それでも収穫があった。昨年のW杯ドイツ大会オーストラリア戦で起きた終盤でのスタミナ切れ。それを教訓にMF中村俊は「(後方で)ボールを回すより、DFから前線へ蹴り出してFWとかオレが突っ込めば、相手の陣形が整う前に攻められる」。DF中沢も「時には割り切って泥臭く守る」。つなぐ、エレガントなオシムサッカーを尊重しながらも、状況に応じてシンプルに攻め、守るオプションを頭に描いた。
[2007年7月4日9時8分 紙面から]
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