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アジア杯2007特集

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カタール攻略見えた、最新映像を分析

 ライバル国の攻撃の核は「もろ刃の剣(つるぎ)」-。オシムジャパンが、アジア杯初戦で対戦するカタール攻略の糸口を見いだした。前日2日の夕食後、オシム監督を除くコーチ陣と全選手が出席してミーティングを実施。6月30日バンコクで行われた、カタールとタイの練習試合(前半1-1、後半雨天中止)を視察したスタッフが持ち帰った最新の映像を分析した。

 カタールが前半終了間際に失点したシーンを中心に編集された映像で、選手が得に注目したのは左MFフセイン・ヤセルのプレー。ポジション的に正対する右MF中村俊は「おれが高い位置でボールを奪って(右サイドバックの)加地に渡せば、空いたスペースに攻撃を展開できる」という。さらに「ボランチはサイドに流れてくる」と分析。中村俊にマークが集まれば、それだけ前線に付け入るスキが生まれると読んだ。

 FW佐藤も「キープレーヤーだけど、守備力を考えるとチャンスかもしれない。タイの前線からのプレスが効いていたし、カウンター攻撃で得点を奪える」とイメージ。これまで、相手の攻撃の柱として警戒していたフセイン・ヤセルが、守備面では「弱点」と感じた選手が多かった。

 もちろん油断はできない。エースFWセバスチャンは運動量とスピード、テクニック3拍子がそろっている。MF遠藤は「いい形で(セバスチャンに)パスを出させないことが大事。相手(カタールの選手は)はボールを目で追う傾向にあるから、動いて崩したい」と気持ちを引き締めた。【山下健二郎】

[2007年7月4日9時36分 紙面から]

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