カタール攻略見えた、最新映像を分析
ライバル国の攻撃の核は「もろ刃の剣(つるぎ)」-。オシムジャパンが、アジア杯初戦で対戦するカタール攻略の糸口を見いだした。前日2日の夕食後、オシム監督を除くコーチ陣と全選手が出席してミーティングを実施。6月30日バンコクで行われた、カタールとタイの練習試合(前半1-1、後半雨天中止)を視察したスタッフが持ち帰った最新の映像を分析した。
カタールが前半終了間際に失点したシーンを中心に編集された映像で、選手が得に注目したのは左MFフセイン・ヤセルのプレー。ポジション的に正対する右MF中村俊は「おれが高い位置でボールを奪って(右サイドバックの)加地に渡せば、空いたスペースに攻撃を展開できる」という。さらに「ボランチはサイドに流れてくる」と分析。中村俊にマークが集まれば、それだけ前線に付け入るスキが生まれると読んだ。
FW佐藤も「キープレーヤーだけど、守備力を考えるとチャンスかもしれない。タイの前線からのプレスが効いていたし、カウンター攻撃で得点を奪える」とイメージ。これまで、相手の攻撃の柱として警戒していたフセイン・ヤセルが、守備面では「弱点」と感じた選手が多かった。
もちろん油断はできない。エースFWセバスチャンは運動量とスピード、テクニック3拍子がそろっている。MF遠藤は「いい形で(セバスチャンに)パスを出させないことが大事。相手(カタールの選手は)はボールを目で追う傾向にあるから、動いて崩したい」と気持ちを引き締めた。【山下健二郎】
[2007年7月4日9時36分 紙面から]
最新ニュース
- 日本代表が出発、伊野波も合流 [4日22:13](写真あり)
- 播戸が離脱、伊野波を追加招集 [4日09:07](写真あり)
- オシム監督地獄トレ60分×2本の練習試合 [4日09:08](写真あり)
- FW矢野収穫十分、右目打撲もプレー続行 [4日08:53]
