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アジア杯2007特集

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オシム監督3連覇逃しても辞めない

カタール-ベトナム戦を観戦するオシム監督(撮影・たえ見朱実)
カタール-ベトナム戦を観戦するオシム監督(撮影・たえ見朱実)

 大事な試合を前に、雑音をシャットアウトしなければならない-。UAE戦前日の公式会見。これまで触れなかった“問題”について、オシム監督は初めて口を開いた。アジア杯の結果にかかわらず、続投の姿勢を打ち出した。

 オシム監督 日本が3連覇しても面白くなくはないが、それが優先課題だとは思わない。もっと重要なのはW杯予選のためのチームの若返りで、4年後のチームが強くなること。アジア杯は重要な大会だが、日本の最優先課題ではない。私が代表監督を要請される前に「アジア杯3連覇」という条件があればサインしなかったでしょう。

 準備期間の短さ、選手のコンディション不足を嘆いて大会に突入した。その現実的な主張が「言い訳」と取られ、大会直前から「もし3連覇を逃した場合は」と進退を問う質問も受け始めた。周囲の「責任論」が騒がしくなりつつある中、あらためて10年南アW杯を見据えた強化に、まい進することを口にした。

 もちろん結果も欲しい。目前の一戦を控え、練習場に足を踏み入れれば、そんな「長期計画」など意味はない。夕方の練習前には、10日に続いて異例の長時間ミーティングを敢行した。前回より2分長い、約20分間。囲むように座った選手に猛烈なゲキを飛ばした。

 オシム監督 恥をかきたくなければ、チャンピオンの誇りを持って1次リーグを突破しろ。1位か2位かの突破なんて関係ない。最悪なのは1次リーグが突破できないことだ。

 1次リーグ突破に向けた重要なUAE戦。「雑音」を封じたオシム監督が、再び臨戦態勢に入った。【藤中栄二】

[2007年7月13日9時34分 紙面から]

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