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オシム監督「かなりいい得点」/アジア杯

日本対ベトナム 後半、笑顔を見せるオシム監督(共同)
日本対ベトナム 後半、笑顔を見せるオシム監督(共同)

<アジア杯:日本4-1ベトナム>◇16日◇1次リーグ◇B組◇ハノイ

 褒めることも、満足することも嫌がるオシム監督が選手をたたえた。巻の同点弾が決まった瞬間、思わずガッツポーズ。いつもは一筋縄ではいかない指揮官が逆転勝ちを素直に喜んでいた。

 オシム監督 私はめったに褒めることはしないですが、完全ではないが、かなり良い得点だった。1つは流れの中から、1つはFKから。とにかく勝ててほっとしている。

 得点シーンだけではない。開始7分に失点しても慌てず、相手戦術を見極めて戦えた選手が誇らしかった。守備的なベトナムをサイド攻撃とサイドチェンジでかく乱し、最後は個人技で崩した。常に代表合宿で取り組んできた「対応力」をアジアの舞台でみせた「教え子」が頼もしかった。

 オシム監督 立ち上がりの日本はナーバスで、ベトナムはフレッシュでした。ベトナムは人数をかけて中盤を支配し、日本をブロックすることに成功した。でも、このポイントで日本は踏みとどまることができた。ベトナムの戦術をすぐに理解し、平常心で戦えた。選手たちは自分の判断で戦っていた。

 堂々の1位通過で決勝トーナメント進出を決めた。平均最高気温34度、平均湿度80%という高温多湿の条件で戦い、3戦2勝1分けで乗り切った。これで準決勝まで、移動の疲労なくハノイで戦うことができる。タイからベトナムに入るオーストラリアに比べ、気候も慣れているアドバンテージもある。

 オシム監督は「対戦相手が決まった時点で策を練ります」と、約2時間遅れで始まったA組の試合を見るため、足早に宿舎へと戻った。既に頭はオーストラリア戦モードに切り替わっていた。【藤中栄二】

[2007年7月17日9時25分 紙面から]

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