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アジア杯2007特集

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オシム「W杯未出場選手も経験十分ある」

日本代表オシム監督は、オーストラリア代表FWビドゥカと握手を交わす
日本代表オシム監督は、オーストラリア代表FWビドゥカと握手を交わす

 「アジア杯全体の状況を客観的に見て、対戦する可能性のある中で、疑いなく最も困難な相手だ」。イビチャ・オシム監督(66)は会見で、オーストラリアへの警戒心をあらわにした。

 昨年のW杯初戦で1-3で逆転負けした試合を、当時千葉を指揮していた同監督は現地で生観戦した。「1年前の印象を言えば良いチームが勝ったということ。日本人の方には気に入らない言い方でしょうが」。

 今回も相手は強い。23人中19人を欧州組が占める。体格差もある。「運動選手としての能力は向こうの方が高い。われわれがどう挽回(ばんかい)するかは簡単なことではない。それでも方法がないわけではない」。詳細は明かさなかったが、人とボールを動かし、日本化をはかるサッカーにこそ、活路を見いだすしかない。

 日本代表23人中、W杯メンバーは10人、オーストラリア戦に先発したのは6人。「経験が大事であるのなら、オーストラリアの方がW杯経験者がたくさんいる。とはいえ日本も昨年のW杯に出ていない人も選手として経験を十分持っている。つまり試合をするのに十分な経験ということです」。相手を刺激せず、メディアを通じて、日本選手たちを勇気づけた。屈辱の敗戦から404日。日本は前に進めたのか。その答えは、ピッチの中で出す。【佐々木一郎】

[2007年7月21日8時57分 紙面から]

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