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アジア杯2007特集

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川口最悪5試合連続失点/アジア杯

後半終了間際、GK川口まで上がりゴールを狙う(撮影・ たえ 見朱実)
後半終了間際、GK川口まで上がりゴールを狙う(撮影・ たえ 見朱実)

<アジア杯:サウジアラビア3-2日本>◇25日◇準決勝◇ハノイ

 日本代表はサウジアラビア戦で、オシム監督就任以来初の1試合3失点を喫して敗れた。DF中沢佑二(29)と阿部勇樹(25)のセンターバックコンビが、相手攻撃陣の勢いを食い止められず。ともにセットプレーから1得点ずつを挙げ、失地回復を図ったが、さらに失点を重ねてしまった。強力2トップに対して2人で守るというかけに出た指揮官の信頼に応え切れなかった。

 今大会初完封を目指した一戦は、まさかの3失点に終わった。GK川口は「これが僕らの力です。すべてにおいてサウジが上だった」と悔しさをあらわにした。5試合連続失点は国際Aマッチ105試合目で自己ワーストタイ、1試合3失点以上は昨年6月のW杯ドイツ大会ブラジル戦(1-4)以来。さらにアジア勢相手の3失点は、前回大会のバーレーン戦(4-3)以来、実に3年ぶりという屈辱の数字だった。

 ピッチの最後方から声をからしてチームを鼓舞したが、呼応してはくれなかった。「オーストラリアに勝ったことで、どこかに油断があったのかもしれない」。相手より1日多い、中3日と有利な条件なのに球際であと1歩が出ない。「失点の場面は、すべてセカンドボールを拾えなかったところから。そこは集中しないといけないのに」と歯がゆさを隠せなかった。今大会4度目のセットプレーからの失点でリズムを失い、悪循環に陥った。

 全試合失点。屈辱の思いは残るが、主将の立場も忘れない。発展途上のチームの課題を気丈にも挙げた。「ありきたりだけど、絶対に勝つんだという強い気持ちが必要。みんな技術も戦術理解もあるわけだから」。韓国との3位決定戦は屈辱からの再出発だ。【北村泰彦】

[2007年7月26日9時52分 紙面から]

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