<アジア大会・サッカー:日本4-1クウェート>◇男子1次リーグD組◇14日◇韓国・仁川

 U-21(21歳以下)日本代表のFW鈴木武蔵(20=新潟)が、2得点を挙げて勝利に貢献した。

 1-0で迎えた後半5分、右CKからFW野津田のクロスがファーサイドに入り、DF植田が頭で落としたボールを、鈴木が頭で決めた。得点後には、陸上の男子100メートルの世界記録保持者ウサイン・ボルト(ジャマイカ)のゴール後のパフォーマンスをまねて、笑顔を見せた。

 さらに3-1で迎えた後半38分、DF室屋からのパスを受け、右足ゴールを決めた。「点がとれて良かった。立ち上がりはバタバタしたけど、後半は徐々に日本のペースになった。いい形で攻められてよかった」と話した。

 1得点目を振り返り「植田の得点なので。おいしいところを持っていってしまった。得点で肩の力が抜けて、回りが見えるようになった。もっともっとチャンスになる場面があった。もっと点をとっていきたい」と話した。

 次戦イラク戦に向けては「後半のような展開でやれば、十分にできると思う。中2日で、体を休めて準備する」と意気込んだ。