前アルジェリア代表監督のバヒド・ハリルホジッチ氏(62=ボスニア・ヘルツェゴビナ)のサッカー日本代表監督就任が内定した。日本協会が同氏と監督就任の仮契約を結んだことが4日、明らかになった。渡欧して交渉に当たっていた日本協会の霜田正浩強化担当技術委員長(48)がこの日、帰国。契約の細部を確認した上で12日の理事会で承認し、今月中旬にハリルホジッチ氏が来日して正式契約を結ぶ。順調なら3月下旬の親善試合2試合で指揮を執る。

 日本協会の原専務理事は、帰国した霜田委員長から現状報告を受けたことを認めた。ACL浦和-ブリスベン戦を視察後に「霜田からいろいろと話は聞きましたけど、まだ言える内容ではない。最終的に(12日の)理事会で説明できる状況になればいいとは思いますけど」と慎重に話した。今後は霜田氏が5人の技術委員にも報告をした上で、理事会に諮られる流れになるという。