前アルジェリア代表監督のバヒド・ハリルホジッチ氏(62=ボスニア・ヘルツェゴビナ)のサッカー日本代表監督就任が内定した。日本協会が同氏と監督就任の仮契約を結んだことが4日、明らかになった。

 ハリル氏は対戦相手によって戦術を変える。W杯ブラジル大会では1次リーグから決勝トーナメント1回戦の4試合で4通りの布陣を試した。ただオシム氏も大事にしていた「全員が走れるサッカー」が基本。走力を高めるため、過酷な練習を課すことで知られる。

 アギーレ氏は現有戦力や相手によって戦術を変えるが、これまで率いたスペインの中堅クラブのような堅守速攻の「弱者のサッカー」が得意。日本代表でも基本の4-3-3ではDFラインの前にアンカーを置いて守備を固め、華麗なパス回しには固執しなかった。