日本サッカー協会の霜田正浩強化担当技術委員長(48)は5日、前アルジェリア代表監督のバヒド・ハリルホジッチ氏(62)を次期日本代表監督として12日の理事会に推挙すると明かした。12日の理事会を経て、正式に就任が発表される。

 この日夜、報道陣の前で「技術委員会として、理事会に次期日本代表監督としてハリルホジッチ氏を推挙することを決めました」と明言した。質問に対しては「理事会の後にお話しします」としか答えなかった。

 2月3日に八百長疑惑に関する告発状受理により、アギーレ前監督を解任。その後、技術委員会が中心となり後任候補を絞り込み、同22日に都内で極秘で行われた技術委員会で現在フリーのハリルホジッチ氏が最有力候補に挙がっていた。その後、霜田委員長が渡欧して年俸200万ユーロ(約2億7000万円)などの基本条件などで合意。4日に帰国した時点で就任が内定していた。