ハリルジャパンから落選したG大阪MF遠藤保仁(35)は、あくまで代表を目指す。20日、大阪・吹田市内で非公開練習を終えた遠藤は、普段通り冷静だった。前日19日にハリルホジッチ監督から事実上の「代表引退」を宣告されたが、「代表への思いは変わらない」ときっぱり。同監督が会見で落選理由について言及した内容も知らなかったといい、今回の代表選手もこの日の朝に聞いた。

 W杯ロシア大会に向けて新監督が改革を行った形だが、それでも「サッカーは年齢でない」と、38歳で迎える同大会を目指し続けてきた。思いは変わらず「(ロシア大会は)目標の1つ。いいパフォーマンスを見せればチャンスはあるし、今の代表選手以下ならノーチャンス。まだまだ状態を上げていかないと」。まずは国際Aマッチ153試合目出場を目指して“日本の心臓”は諦めていない。