リオデジャネイロ五輪アジア1次予選を兼ねるU-23(23歳以下)アジア選手権予選が今日27日、U-22日本-U-22マカオ戦で幕を開ける。

 リオ五輪アジア1次予選の公式会見が26日、マレーシア・シャーアラム特別市で行われた。I組の日本、ベトナム、マレーシア、マカオの4監督が出席。日本の手倉森誠監督(47)は「暑熱対策のため16日に入って準備してきた。万全の状態で臨める」と各国メディアに自信を見せ、位置付けについて「この世代が将来の日本を発展させる。それを示す重要な3連戦になるし、全試合で強さを見せつけたい」と抱負を語った。

 クローズアップされたのは日本人対決。ベトナムを率いる三浦俊也氏(51)はかつてJリーグの大宮や神戸で監督を務めた。異国での対戦に関する質問が飛ぶと、手倉森監督は「俊也さんの活躍は同じ日本人としてうれしい」。三浦監督はすべて英語で「我々は若い選手が多い。アジア最強の日本との対戦はいい経験になる」と話し、最後は握手でツーショット撮影した。

 開催国マレーシアのラジプ監督、マカオの譚又新(たん・ゆうしん)監督も出席。日本を警戒していた。