MF香川真司(26=ドルトムント)が後半15分から途中出場し、攻撃を活性化させた。

 思い入れのあるトップ下に入り、本田、岡崎らと近い距離でパスを回しリズムを作り出した。2得点とも起点になり、勝利に貢献。「勝ちにこだわった中で勝ててよかった。監督が求めるものは日本に欠けていたこと。このレベルでできるのはいい」と話した。昨年のW杯、今年1月のアジア杯で結果を残せず、自分を見つめ直し切り替えた。「これからが新たなスタート。勝たないと評価されない。もっと貪欲にならないと」と気を引き締めていた。