17年のU-17(17歳以下)W杯インド大会出場を目指すU-15日本代表は19日、インドネシア遠征から東京・羽田空港に帰国した。

 バルセロナの下部組織を退団することが濃厚なMF久保建英(たけふさ=13)は遠征最終日の18日、PPLTD体育学校戦(30分3本)の3本目の14分、自ら得たPKを決め、同代表での初得点を挙げた。

 久保は「初めて日本代表としてプレーして非常に勉強になり楽しかった」。一方で「圧倒的に走力が足りない」と個人的な課題も挙げた。

 最年少メンバーを森山監督は「コンタクトプレーではどうしてもはじき飛ばされる。鶏がらというか、手羽先というか、骨に肉がついていない」。「ボールを持てば、落ち着いているし、アイデアも素晴らしい。まずはメシを食えよと、大きくなれよと言いたい」と激励した。

 久保は「家に帰ったら、走り込みをして、90分間走りきれる体力をつけたい」と意気込んだ。「日本食を食べたい。たこ焼きとか、ラーメンとか」とも話した。