なでしこジャパン(FIFAランク4位)の背番号10、MF澤穂希(36=INAC神戸)が364日ぶりの代表復帰戦で決勝ゴールを決めた。

 攻撃は不完全燃焼に終わった。シュート数は相手を3本下回る5本。特に後半は途中出場のFW大野の1本だけ。それもMF宮間のシュート性のクロスに、体をひねって頭で合わせたもので、バーを大きく越えた。

 MF川澄奈穂美(29=INAC神戸)は「合わせていかないといけないところがある」。MF安藤も「落ち着いて支配できなかったのは反省です」。ただ合宿中は守備に時間を割いており、佐々木監督は「コンビネーションを上げていけば、流れの中で点がとれるのではないか」と話した。