なでしこジャパン(FIFAランク4位)が、2連覇に挑む女子W杯カナダ大会(6月6日開幕)へ弾みをつけた。日本は後半7分にFW大儀見が決勝点を挙げ、過去7戦全敗だったイタリア(同13位)を下した。24日のニュージーランド(同17位)戦に続く勝利で、W杯前最後の試合を締めた。

 MF澤穂希(36=INAC神戸)が2戦連続で先発した。1-0の勝利に「1点じゃなくてたくさんとれればよかった。取れるところで取らないと世界では勝てない」と気を引き締めた。後半17分にDF鮫島と交代したが、「W杯は連戦が続くのでコンディションの問題もある。(選手交代も)必要なもの」と納得していた。