なでしこジャパンが7日(日本時間8日)、1次リーグC組初戦スイス戦を翌日に控え、試合会場のBCプレース(バンクーバー)で前日練習を行った。

 約1時間半、男女通じて初めてW杯で使用される人工芝の感触を確かめた。MF澤穂希(36=INAC神戸)は、スイス戦に出場すれば、男女通じて世界初の6大会連続出場を達成。日本代表として200試合出場の節目ともなる。「芝に関しては、カナダに来てからのグラウンドの中では一番いい感じ。天然芝に近い感じはしますが、強いボールを蹴らないと、止まるかなとは思う」と体感した。大会に向けては「やりきったと言える大会にできたらいいなと思います」と力強く話した。

 日本-スイス戦は、8日午後7時(日本時間9日午前11時)開始。エクアドル、カメルーンの4カ国で1次リーグを戦い、決勝トーナメント進出を争う。