なでしこジャパンの佐々木則夫監督(57)とFW大儀見優季(27=ウォルフスブルク)が14日(日本時間15日)、16日(日本時間17日)の1次リーグC組第3戦エクアドル戦が行われるウィニペグ・スタジアムで開かれた公式会見に出席した。

 日本はすでに、16強による決勝トーナメント進出を決めており、エクアドル戦では大幅な先発メンバー変更が濃厚だ。佐々木監督は「GKは福元選手でいきます。準備段階でいい感じできていますし、今回は相手の高さもない」と起用を公言した。「流れからのゴールが奪い切れていない。コンビネーションやグループで関わりながら、点をとることが不足している。それを数多くつくりたい試合になる。隣の人が点をとること」。大儀見を中心とした攻撃陣の連係修正にも期待した。

 大儀見も「この2試合、ファウルの勢いで厳しくディフェンスにこられているのは感じている。そのぶん、まわりの選手があくので、自分もいきつつ、まわりもいかしたい」。決勝トーナメントに向け、いい準備をする一戦と位置づけた。

 日本はエクアドル戦で勝つか引き分ければ、C組1位突破が決定する。