W杯ロシア大会アジア2次予選の初戦シンガポール戦を翌日に控えた日本代表が15日、会場の埼玉スタジアムで公式練習を行った。

 ミニゲームで、主力組とみられるビブスなしチームのトップ下に入ったMF香川真司(26=ドルトムント)は、高めの位置を取ったボランチ柴崎と並ぶような形でゲームメーク。最後はシュート練習で両足の感覚を確かめ、ハリルジャパン4戦目での自身初ゴールへ最終調整した。

 格下のシンガポールは引いて守ってくることが予想される。その中で「まずは相手の裏を狙う」とハリルホジッチ監督のコンセプトを前置きしつつ「状況を見ながら、裏がダメだったらサイドに開いてボールを引き出したいし、タイミングをずらす動きを考える」と柔軟に戦う意向を示した。