FIFAランク4位のなでしこジャパンが2-1で同12位のオランダを撃破。2大会連続の8強入りを果たした。

 日本は前半10分にMF宮間あや主将(30=岡山湯郷)の左クロスをFW大儀見優季(27=ウォルフスブルク)がヘディングシュート。これはバーにはじかれたが、DFのクリアを拾ったDF有吉佐織(27=日テレ)が思い切りの良い右足シュートをゴール左へ突き刺した。

 後半33分にはMF阪口夢穂(27=日テレ)が美しいカーブのかかった左ミドルシュートを決めて2-0とリード。ロスタイムに1点を返されたが、何とか逃げ切った。

 佐々木則夫監督(57)は「すいません、最後いつもハラハラドキドキさせてしまって。でも選手は最後まで頑張ってくれたので、これを弾みに次のオーストラリア戦に臨みたい。やっとベスト8。ベスト4を目指して、日本で応援してくれている皆さんのためにもしっかり準備してやっていきたい」と話した。