なでしこジャパンDF有吉佐織(27=日テレ)が先制PKを獲得した。

 前半31分、ロングフィードに反応して右サイドをオーバーラップ。ペナルティーエリアに右角から入ったところでDFラファティにバックチャージを受け、倒されると笛が鳴った。これをMF宮間が決めて先制。決勝につながる得点となった。

 試合後は笑顔で試合を振り返り「(ロングフィードを出した阪口)夢穂にボールが入った瞬間、相手の裏に出てくると思っていました」。プレーヤー・オブ・ザ・マッチにも選ばれ「後ろが点を取られなければ、最後は前が点を取ってくれると信じていました」とすがすがしい表情で語った。

 5日(日本時間6日)の決勝は米国戦。「1試合1試合、チームとして成長しているので、新しいチームとして挑みたい」と連覇へのイメージを膨らませた。