女子Ｗ杯カナダ大会で２連覇へあと１勝としたなでしこジャパンは５日午後４時（日本時間６日午前８時）から、バンクーバーで行われる決勝で４大会ぶり３度目の世界一を目指す米国代表と対戦する。

　日本は３日（同４日）、ほぼ非公開で約１時間半調整した。公開された冒頭では主将の宮間あや（岡山湯郷）らがリラックスした様子で体をほぐしたが、ボールを使ったパス練習になると集中した表情に切り替わった。

　日本と米国は２０１１年の前回大会、１２年のロンドン五輪に続き、決勝で激突することになった。日本は過去の対戦成績で、１勝６分け２３敗（ＰＫ勝ちは引き分けに含む）と圧倒されている。ただ、今大会は１次リーグの初戦から６試合、１点差での勝利を続けた。この勢いを強敵にぶつける。